OSAKA女子プロレス〜師走〜12月1日(日) 道頓堀アリーナ・観衆人172人

OSAKA女子年内最終戦。入場式で挨拶に指名されたのは、新人の山下りな。
「こんばんは。年内最後のOSAKA女子プロレス。私はここ(道頓堀アリーナ)、エキシビション以来です。
で、シングルマッチもデビュー戦以来です。今日も、明るく、楽しく、元気に、大阪らしく盛り上がっていきましょう!」と大きな声で元気にオープニングを務めた。

20分1本勝負 ○弁天娘。&ポリスウ〜メン(10分20秒、銭世来)勇 気彩●&水波綾

 弁天娘と水波でスタートした試合は、弁天娘がいきなりチェーンを持ち出し、リングに飛び込んできた勇気もまとめて、2人の股間に通して前後に動かす。
その後も水波は、弁天娘から徹底的に股間を狙われることに…。

 体勢を立て直した勇気は、弁天娘に水波とのダブルタックルからアトミックドロップを見舞い、ボディースラム。
水波は串刺しフォアアームを決めて「フォー!」と観客をも巻き込んでの大合唱。

 しかしポリスウ〜メンのタックルを浴び、コーナーに追い込まれて串刺しラリアットを決められた水波。
さらにポリスウ〜メンにトラースキックを決められたものの、すぐさまスピアを返す。
それでも勇気と2人がかりの攻撃を狙ったところに両腕でのラリアットを決めたポリスウ〜メンは、水波&勇気2人を同時にバックドロップで投げ捨て、水波にムーンサルトプレス。

弁天娘は水波の体の上にチェーンを置いてボディープレスを放ったものの、自らもダメージを負って、すぐカバーにいけず。

 これで命拾いした水波は、弁天娘にエルボーからパワースラム。さらにコーナーに上がって、ダイビング・ショルダーアタックを決めた。
そして弁天娘をロープに貼り付けにして、水波のスピアと勇気のショルダータックルを交互に見舞い、水波のダイビング・レッグドロップの後を受けて、勇気がダイビング・エルボードロップを狙う。
しかし、ポリスウ〜メンに雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつけられた勇気。弁天娘の両拳を握っての裏拳を浴びながらもフロントハイキック、ジャーマンを返していったが、弁天娘に引っ張られたレフェリーと激突したところを丸め込まれる。

これはカウント2で返したものの、立ち上がったところにポリスウ〜メンがラリアット。
水波がポリスウ〜メンをスピアでカットしたものの、弁天娘に股間を蹴られてダウン。
突進してきた勇気をかわした弁天娘が四つん這いになると、ロープに激突して反動で帰ってきた勇気は足を引っ掛けて後方にダウン。
そのまま弁天娘が丸め込むと、3カウントが数えられた。


15分1本勝負 ○桜花由美(9分10秒、エビ固め)にゃんば〜● ※ビッグブーツ

 どうやらにゃんば〜はいつもと中身が異なるよう(3代目?)。

 にゃんば〜は手四つの力比べを挑んだが、すぐにねじ伏せられる。
桜花がロープの間を走り始めると、マットをゴロゴロ転がって足を引っ掛けようとしたにゃんば〜。
しかし桜花はジャンプしてかわす。それでもにゃんば〜はスライディング・レッグシザースで桜花を前のめりにダウンさせると、頭部に低空ドロップキックをぶち込み、立ち上がったところへボディーにパンチ。
さらにアームドラッグから首4の字を決めた。

 それをダブルレッグロックに切り返した桜花は、にゃんば〜の両耳をつかんで大きくホイップすると、さらに耳を引っ張って動きを止める。
もちろんこれは反則。

 桜花はにゃんば〜をコーナーに追い込んでビッグブーツ。
さらにコーナーからの攻撃を狙った桜花だが、立ち上がったにゃんば〜は阻止しようとする。
ここでにゃんば〜の両腕を相手の首の前でクロスした桜花は、ぶら下がり式でにゃんば〜の体を宙に浮かせて絞め上げていく。
技を解くと、コーナーからのフライング・ボディーアタック。

 にゃんば〜は桜花のバックドロップを後方に回転して着地するとロープに走り、飛びついてのフェースクラッシャー。
さらにミサイルキックを決めたが、桜花は背後からにゃんば〜の両腕をクロスさせてバッククラッカーを決め、そのままバックブリーカーとの複合技に持ち込む。

 技を解き、にゃんば〜がロープにもたれかかっているところに背後からビッグブーツを叩き込み、バックドロップを放った桜花。
にゃんば〜は丸め込みの連続からラリアット気味に桜花をダウンさせると、ポーズを決めてからレインメーカー。

観客からどよめきが起こる決まり具合だったものの、桜花はカウント2で返す。
にゃんば〜がラリアットを放ってきた右腕にビッグブーツを叩き込んだ桜花は垂直落下式ブレーンバスター。
タイガースープレックスを狙ったところを踏ん張られると、キルスイッチに切り替える。
にゃんば〜を顔面からマットに叩きつけると、後頭部にカカト落とし。
そしてカウンターのビッグブーツを叩き込んでマットに沈めた。


20分1本勝負 ○フェアリー日本橋&救世忍者乱丸
 (9分52秒、タイムマシンにのっ ちゃった)三崎グリ子●&華名

 「パイセン(先輩)に任せとき」と先発を買って出た乱丸だが、いきなりダブルドロップキックを浴びてダウン。

「このままではやられてしまう」と“忍法・アンニュイな時間”を繰り出したものの、。さほど精神的ダメージは与えられず。
グリ子&華名のコンビネーションのを浴びて追い込まれる。

 グリ子&華名がコーナーに追い込んだ乱丸に攻撃を仕掛けようとしたところでフェアリーが割って入り、「乱丸さんをやるなら、この私を…」と立ちはだかった。
しかし、華名のエルボーを浴びると、すごすごとコーナーに戻る。

 正式にタッチを受けてリングインしたフェアリーが、「私は森の妖精、フェアリーよ。お友達になり…」とまで言ったところで、グリ子が攻撃を仕掛ける。
フェアリーはドロップキックを浴びてダウン。

 グリ子に「あんた、面白いことしてみ」と挑発された乱丸は、突然じゃんけんでグーともパーともはっきりしない微妙な手つきのじゃんけんで笑いを取る。
すると対抗意識を燃やしたフェアリーが、「私も面白いことがしたい」と飛び込んできた。
グリ子の「じゃんけんン!」の掛け声に、腕をぶらぶら振り続けるフェアリー。それが意外にも受けた。

 それでもグリ子&華名のペースは乱れず。乱丸はグリ子に逆片エビを決められ、立ち上がったところにエルボーを浴びる。

見かねたフェアリーが「乱丸さんは私が守る」と割って入ったところ、グリ子&華名はフェアリーに攻撃を仕掛けていくが、フェアリーはあっさりかわして、乱丸が攻撃を浴びる羽目に。

 フェアリーは華名のハイキックをグリ子に同士打ちさせたが、直後に華名の裏拳を浴びる。

ふらふら倒れ込んだフェアリーだが、その際、先にダウンしていたグリ子の腕に足が絡まり、タイムマシンにのってで丸め込む感じに。
華名のハイキックで意識もうろうとしていたグリ子は3カウントを聞いた。


15分1本勝負 ○山縣優(9分45秒、フェースロック)山下りな●

 ロックアップで組み合ってスタートした一戦。
まずは山下がロープに押し込んでクリーンブレイク。
2度目は山縣はロープに押し込んだが、離れ際にチョップを胸に打ち込んだ。
これを合図に、互いに相手の胸に1発ずつチョップを打ち込んでいく。

 「痛くない!」と痛みをこらえながらチョップを返していく山下。
山縣は何発チョップを打ち込んでも倒れない山下に対し業を煮やしたか、フロントハイキックを叩き込む。そしてスリーパーへ。

 スタンドに戻ると、今度はフォアアームの打ち合い。
山縣は相手の胸だけでなく、セパレートのコスチュームから出た腹部に張り手、パンチをも放っていく。
予想外の攻撃に山下はうめき声を上げる。

 逆片エビをロープに逃げられた山縣は、またしてもチョップ、エルボーの打ち合いに持ち込んだが、山下は山縣がロープに走って帰ってきたところに一本背負いを狙う。
しかしタイミングが合わず、きれいに投げられなかった。

 山下はボディースラムを狙ったものの、踏ん張られて持ち上げられず。
山縣は背中にハンマーパンチを落としていったものの、山下はひるまずドロップキックで反撃。
しかし山縣は倒れない。ならばと何発もドロップキックを放っていき、6発目でようやくダウンさせた。
山下はボディースラムを成功させ、バックドロップを狙ったものの、山縣は踏ん張って投げさせない。

 フロントハイキックから顔面に蹴りを叩き込んでいった山縣だが、山下は蹴り足をつかんでからバックドロップへ。
2発目のバックドロップは山縣が体をひねって押し潰した。
山下は丸め込みの連続で3カウントを狙ったものの、山縣はいずれもカウント2でクリア。

そして山下に蹴り足をつかませて、ジャンピング・ハイキック。
腰を落とした山下に正面から蹴りを叩き込むも、カウント2で返されるとフェースロックに持ち込む。
そのまま相手の背中を大きく反らせるほどに締め上げてると、山下はたまらずタップアウト。


30分1本勝負 ○GAMI&里村明衣子
 (19分26秒、片エビ固め)下 野佐和子●&花月 ※ラリアット

 仙台女子で展開されている“重鎮VS新星”が飛び火した形。OSAKA女子と仙台女子の師弟対決二つが重なっての闘い。

 先発を買って出たGAMIは、試合開始のゴングと同時に、メガホンを手に花月に向かっていったが、かわされて丸め込まれ、あわや秒殺。
辛うじてカウント2で肩を上げたが、すぐに下野&花月のダブルタックルを浴びる。

 コーナーに突進してくるところをかわして、下野、花月を順に、ロープに押し込んでから後方に倒し、起き上がってくるところにフロントキックを叩き込む“女子プロムーブ”に引き込んでペースを戻す。
さらに里村までが下野相手に“女子プロムーブ”を展開。
カバーをカウント1で返されると、レフェリーに「スリーだろ?」と指を3本突き立てて抗議する。

 しかし次の瞬間、いつものシリアスな闘いに。

 里村が右ハイキックを叩き込むと、花月は前方に回転してグラウンドに引き込んでのアームロックを決める。
しかしここはGAMIがメガホン攻撃でカット。
GAMIは何とかOSAKA女子らしいペースにしようと試みるも、仙女師弟の闘いのボルテージは下がらない。

 互いにサッカーボールキックを叩き込み、花月がドロップキックを決めたところで下野にタッチ。
下野も2人の闘いに触発されたか、里村をボディースラムで叩きつけると、里村は強烈なキックをお返し。

 タッチを受けたGAMIは下野をダブルフットスタンプで踏みつける。
これには観客から大きなブーイング。

攻撃の手が止まったGAMIに対し、下野は串刺しジャンピング・ニーアタックから「オー!」と叫び、ボディースラムからダブルフットスタンプをお返し。
そしてジャンピング・ボディープレス。さらに花月と2人でブレーンバスターを決めた。

 GAMIに対して2人がかりの攻撃からランニング・フォアアームを打ち込んで倒した花月。
しかしGAMIも簡単に相手にペースを渡さない。
花月にブレーンバスターを決めると、メガホン攻撃からロープ渡り。
そしてそのままぶら下がり式腕十字を狙ったが、滑ってアームバーに。

 里村は花月をグラウンドに持ち込んでダブルリストロック。
腕に蹴りを叩き込んでから腕十字に持ち込んだものの、花月はそのまま里村の体を持ち上げてマットに叩きつけて脱出。
ドロップキックを叩き込んだ花月は、里村のミドルキックをキャッチすると、肩に担いでバックフリップ。
そしてミドルキックを叩き込んでいく。

 エルボーの打ち合いに持ち込まれるも、再びバックフリップを決めてミサイルキックを放った花月だが、里村も簡単には屈しない。
ヒザ蹴り、右ハイキック、エルボースマッシュで反撃。
下野のタックルの連発を浴びてダウンしたところにヒップドロップを決められた里村。
替わったGAMIは下野に雪崩式フランケンシュタイナー。
ストレッチボムを決めようとしたところ花月が飛び込んできたので、下野の体をぶつけると、花月に投げ捨てジャーマンを決めてから下野にストレッチボム。

 花月がスワンダイブ式ミサイルキックをGAMIにヒットさせると、花月がGAMIを、下野が里村を肩に担いで、同時にバックフリップを決める。
下野はさらにGAMIにバックフリップ。GAMIは里村のエルボーを同士打ちさせられて花月のバックフリップ、下野の雷電ドロップを浴びたが、丸め込みの連続を跳ね返し、下野のラリアットで倒されながらも、すぐに起き上がってラリアットの返礼。
さらに下野を押し倒すような形でラリアットを決めて3カウントを奪った。

 試合を終えたGAMIは里村と握手。互いにリングに正座して頭を下げた。
そしてマイクを手にした。

 「まいど。ダイジョであって、とても仙女らしい部分が、私以外のところでありましたけど、またこれからもよろしくお願いします」と里村に礼を述べ、その後は、リング上から引退試合への公開オファー。

里村、花月、勇気への参戦を取り付け、OSAKA女子のキャラクター軍団も「中身にはみんな、オファーしてるから」と参戦することになっているという。ただし、「にゃんば〜は保留」。

 そしてGAMIは、引退前最後のOSAKA女子ということで、ボーナストラックを提案。
「5分間だけと言いたいところですが、撤収時間まで。ダイジョの3人と」とOSAKA女子4選手によるタッグマッチを緊急決定。

フェアリーと山下をリングに呼び込むと、「もう山下と組むことないから」とパートナーに指名。
そして、GAMI&山下VS下野&フェアリー、イベント開始時間までということで65分1本勝負のゴングが鳴らされた。


ボーナストラック(65分1本勝負) 下野佐和子&○フェアリー日本橋
 (7分42秒、秘伝でんでん クラッチ)GAMI&山下りな●

 GAMIとフェアリーが先発。
メガホン攻撃からダブルフットスタンプを決めたGAMI。
そしてストレッチボムを狙ったが、フェアリーが体をひねって押し潰す。
カウント2で返したGAMIに対し、正面から飛びついてのフェースクラッシャー3連発を決めたフェアリーは、ボディースラムで叩きつけて下野にタッチ。

 下野は一気に攻め立てるも、GAMIはタックルの打ち合いを顔面かきむしりで断ち切って山下にタッチ。
山下は下野にショルダータックル連発からドロップキック、バックドロップ。
下野は山下のコーナーへの突進をかわして串刺しジャンピング・ニーアタックを決めると、右手を突き上げて「オー!」。
しかし山下は替わったフェアリーにショルダータックルを決めて、GAMIとのダブルタックルを放つ。

 山下のバックドロップをこらえるフェアリーだったが、コーナーに控えていたGAMIがメガホンで一撃。
そして山下がバックドロップで叩きつけた。
さらにもう1発、バックドロップを決めた山下だったが、フェアリーはやられながらも山下を丸め込んで3カウント。

 試合後、改めてマイクを手にしたGAMI。

自身が引退してからOSAKA女子に対して、フェアリーにはユニーク部門を、下野には激しい部門を、山下には「勢いはあるけど、スタミナとやる気が空回りしてるから、もうちょっと練習をつんで、落ち着いて、若手の激しい部門を」と担当を与えた。

 そして記念撮影に移ろうとしたが、下野が観客も含めて書かれたメッセージをGAMIにプレゼント。
そして「今日から始まった」という円陣を組んで、観客も含めて「オー!」の大合唱。大団円でOSAKA女子プロレス



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