OSAKA女子プロレス〜FEBRUARY〜2月23日(日) 道頓堀アリーナ・観衆人174人

 入場式では下野が、「皆さん、こんばんは。本日はご来場、ありがとうございます。

ここ、道頓堀アリーナではOSAKA女子プロレスとしては最後になってしまいますが、いつもと変わりなく選手一同、張り切って頑張っていきますので、厚いご声援よろしくお願いします」と挨拶した。


シングルマッチ(15分1本勝負)
○中川ともか(5分50秒、ギブアップ)Ayaka● ※CRB



前回の試合(vs三崎グリ子)が認められて連続参戦となったFFFのAyaka。 

 初対決となる中川は、まず手四つでの力比べて力量を計る。
バックの取り合いから大きくジャンプしてのアームホイップを決めたAyakaに対し、中川はフライングメイヤーからの低空ドロップキック。

さらに串刺しジャンピング・エルボーバットから相手の足をクロスしてのメキシカンストレッチ。
ボディースラムで叩きつけると、余裕を持って相手の動きを確認。



 Ayakaもボディースラム、低空ドロップキック、コーナーをステップにしてのスイングDDT、フライング・ボディーアタックと攻め立てるが、中川を追い込むには至らない。

一発のドロップキックでAyakaを大きく吹っ飛ばした中川は、逆転を狙っての丸め込みにも慌てず、カウント2でクリア。
最後はロープに逃げられたものの逆エビで腰にダメージを与えると、首固め、逆さ押さえ込みをカウント2でクリアしたところで延髄斬りを放つ。
これがAyakaの顔面にヒット。
そしてCRBへ。



引き寄せるように力をこめてAyaka状態をさらに反らせると、たまらずギブアップした。


3WAYマッチ(20分1本勝負)
弁天娘。vs にゃんば〜○(8分23秒、エビ固め)ラビット美兎●
※ラビストラルを返して

最初はにゃんば〜を「面白い」と言っていたラビットだが、スカートをめくったりする行為に怒り始め、弁天娘と2人掛かりでにゃんば〜にストンピングを叩き込んでいった。

 にゃんば〜は仕返しとラビットの足をすくってダウンさせると露骨なチョーク攻撃。
もちろんこれは反則。



ラビットはドロップキックを返したが、弁天娘はチェーンを取り出すとラビットの股間に通す。
反対側のチェーンの端をにゃんば〜が手にしたところで、ラビットはそばにいた石黒レフェリーの腕をつかんで引き寄せる。
結果、石黒レフェリーがチェーンをまたぐ格好に。
弁天娘とにゃんば〜がチェーンを前後に引っ張る。
石黒レフェリーは反則カウントを数えるも、声にならない様子。


 チェーンから手を放したところで、ラビットがにゃんば〜にドロップキック。
そして弁天娘のバックに回ってジャーマンで投げようとしたが、足の甲を踏みつけられて阻止された。
それでも串刺しエルボー、ブレーンバスターと弁天娘を攻め立てたが、カバーしたとこでにゃんば〜にカットされる。

 そのにゃんばーをスライディング・レッグシザースで頭からターンバックルに突っ込ませた弁天娘は、ラビットをカンパーナに捕らえて前後に揺すり、顔面をにゃんば〜の臀部に打ち当てていく。

 そして弁天娘とラビットがエルボーの打ち合い。
張り手でダウンさせた弁天娘はコーナーに上るが、にゃんば〜がロープを揺らしたため、足を滑らせて転落。

ここでにゃんば〜がラビットにレインメーカー。
すかざす弁天娘がシャイニング・ウィザードで追撃。
邪魔されたにゃんば〜は弁天娘をロープパラダイスで動けなくする。これでリング上はにゃんば〜VSラビットの一騎打ち。

 エビ固めをカウント2で返されたラビットはラビストラルを仕掛けた。
しかしにゃんば〜がラビットのカバーを跳ね返と、その勢いで逆にエビに丸め込む形に。
ここで3カウントが数えられた。


シングルマッチ(15分1本勝負)
○道頓堀ショイ(10分13秒、ギブアップ)飯田美花●
※変形裸絞め

序盤からグラウンド主体の攻防。
スパーリングのような展開ながら、互いにスキあらば相手の関節を決めてやるといった感じ。
動きが止まることなく、腕や足を決められても簡単にロープに逃げずに、切り返していく。
時折、マウントポジションを奪った堀ショイがやや優勢か。

 堀ショイはダブルリストロックでギブアップを迫ったが、飯田はロープに逃げる。
その飯田をロープ際で踏みつけていった堀ショイ。

コーナーに飯田に突進するが、飯田はエプロンに出て攻撃をかわすと、堀ショイの腕をつかんでトップロープを利用したアームブリーカー。
そしてコーナーに上る。
堀ショイはセカンドロープに足を掛けて攻撃を狙ったが、飯田はコーナー上で卍固めに捕らえる。
そしてブレイクするとミサイルキック、フィッシャーマンズスープレックス、グラウンド卍固めと追い込んでいった。

 堀ショイはそれをストレッチマフラーに切り返すも、飯田はさらに裏腕十字に持ち込み、羽根折り固めとの複合技へ。
それでもギブアップは奪えず。


 裏投げは阻止された堀ショイだが、619、アッパー気味の掌底、ワキ固めへとつなぐ。
さらにそこから両腕をロックされ羽根折り固めへ。
さらに両足で首までロックして動きを封じるが、飯田は必死にサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。

 ブレイクの後、飯田はヨーロピアンクラッチで起死回生を狙ったがカウント2で跳ね返される。
堀ショイは背後から飯田の左腕をつかむと、飯田の首に巻きつけてコブラクラッチへ。
そのまま絞め上げてギブアップを奪った。


タッグマッチ(20分1本勝負)
フェアリー日本橋&○救世忍者乱丸(9分23秒、体固め)紫雷美央●& 木村響子
※木村響子の顔面蹴り

東京での試合を終えて道頓堀アリーナに向かっている乱丸だが、遅れているとの連絡が入り、入場式には参加できず。
到着は9時過ぎとアナウンスされていたが、間に合ったようでキャリーバッグを転がしながら入場してきた。

 一方、Xと発表されていた美央のパートナーとして入場ゲートに姿を見せたのは木村。
対戦相手に不満なのか、ブスッとした表情でリングインした。

 それを乱丸は「プロレスせえへんでぇ」と挑発。
落ち着かせようと美央が先発を買って出て、試合開始のゴング。

フェアリーがいつものようにステップを踏んでから「私は森の妖精、フェアリー」と自己紹介するも、続いて出てきた言葉は、「あなたとはお友達になれません」。
そしてコーナーに控えている木村にも「あなたともお友達になれません」。
怒って飛び込んできた木村を乱丸と美央が必死に制止する。

 これにはフェアリーが美央の髪をつかんで、「どういう教育しとるんじゃ!」。
一段落したところで美央と木村は乱丸に攻撃を仕掛けようとするが、かわされて「忍法・金縛り!」。

しかし木村は無視して乱丸に攻撃を仕掛ける。
「華名やったらちゃんとやるぞ」の言葉に怒る木村。
フェアリーが割って入ってにらみつけると、木村はいやいやながらも「お願いします」と言ってやり直し。
3度目でようやく金縛りにかかる。


 乱丸がポジションをセットして術を解除。
フェアリーが木村にエルボーを叩き込むが、全く効かず。
続いてフェアリーはヘッドバットを打ち込むも、逆に自分が額を押さえてうずくまってしまった。

 乱丸は木村を身代わりの術に付き合わさせようとする。
1度は拒否した木村だが、「華名やったらうまくやるのになぁ…」の言葉に渋々付き合う。
しかしすぐに美央とタッチ。
ここでフェアリーが美央の蹴り足をキャッチしてステッキをヒザに打ち付けると、「あなたの首4の字は私には効きません。さぁ、お掛けなさい。まずはコーナーに上って」と命令してぶら下がり式首4の字にかかる。
しばらく技を決められながらも優雅に踊っていたフェアリーだったが、突然全身の力が抜ける。美央が技を解くとリングに大の字。

 意識を取り戻したフェアリーはステッキを振り回して美央を何度も宙に舞わせる。
コーナーまで吹っ飛ばしたところで木村が飛び込んできた。



フェアリーがステッキを振り回すも、木村は知らん顔。
しかし乱丸からまたしても“禁句”を浴びせられ、ふてくされながら「お願いします」と言ってステッキ魔術で宙を舞う。
そしてここまで付き合ったからもういいだろうと乱丸を羽交い絞めに。
そこへ美央が右ハイキックを放ったが、かわされて同士打ち。

 それでも美央は乱丸に回転エビを仕掛ける。
カウントが数えられているところで、同士打ちに怒った木村が美央の顔面に蹴りを叩き込んだ。
その勢いで乱丸が美央の上に乗る形となってカウント3。


タッグマッチ(20分1本勝負)
●山下りな &華名(14分40秒、片エビ固め)ポリスウ?メン○&三崎グリ子
※ムーンサルト

華名とポリスウ〜メンが先発したが、すぐに山下、グリ子にそれぞれタッチ。

ロックアップからロープに押し込んだグリ子がクリーンブレイクすれば、山下は離れ際にエルボーを叩き込む。
これに怒ったグリ子は、グリコポーズからモンゴリアンチョップを連発。

山下はショルダータックルでグリ子を吹っ飛ばして反撃。
それでもグリ子は山下をコーナーに押し込むと、グリコポーズを決めながらの串刺しジャンピング・ニーアタックを2連発。

 タッチを受けたポリスウ〜メンは、山下にドロップキックを叩き込み、サーフボードストレッチへ。
グリ子は山下をキャメルクラッチに捕らえると顔面を変形させ、「これでもかわいいか?」と観客に問いかける。


 ポリスウ〜メンにフロントネックロックで締め上げられた山下だが、ロープに逃れて立ち上がるとエルボーをぶち込んで華名にタッチ。
華名はミサイルキック、エルボーの打ち合いからソバットとつなぎ腕十字へ。
さらに羽根折り固めに移行。
そしてコーナーに上がる。起き上がってセカンドロープに上がったポリスウ〜メンは、アリーナの壁に華名の額を何回も打ち据えてから雪崩式ブレーンバスター。
そして串刺しラリアット、ブレーンバスター。

 タッチを受けたグリ子は菓子BOXで華名を殴りつけるも、華名に奪われ反撃を浴びる。
菓子BOXを奪い合っての攻防から山下が飛び込んできて、ロープに走ったグリ子を追いかけてのエルボーを決め、華名がスライディング・レッグラリアット。

グリ子は山下にドロップキックを決めると、華名にはコーナートップからフライング・ボディープレス。
華名はグリ子のビスコ(グリコポーズからの顔面蹴り)をかわすと、相手の足を折り曲げた状態でロックしてのジャーマンを決め、スライディング・レッグラリアット。

 さらにタッチを受けた山下は、ショルダータックルでグリ子をダウンさせると、ポリスウ〜メンとショルダータックル打ち合いを展開。しかし打ち勝ったのはポリスウ〜メン。それでも山下はコーナーに上ったポリスウ〜メンをデッドリードライブで叩きつけ、バックドロップを狙う。踏ん張られてもあきらめずに投げ切った山下。


 起き上がったところでグリ子のランニング・ボディーアタックで押し潰された山下だが、ポリスウ〜メンを丸め込みで追い込む。
ここで華名が飛び込んできて2人掛かりの攻撃を狙うも、ポリスウ〜メンは両腕でのラリアットでなぎ倒す。
そしてミサイルキック、ムーンサルトプレスとつないで3カウントを奪った。


タダスケ日本ラストマッチ(30分1本勝負)
●下野佐和子(12分32秒、片エビ固め)タダスケ○
※アウトキャスト

下野が希望して組まれた一戦。
両者の対戦は一昨年1月、大阪プロレスのリングで当時、タダスケが保持していたCHIKARAプロレスのヤングライオンカップを懸けて闘って以来(タダスケが初防衛に成功)。


 握手を交わして試合開始のゴング。
ロックアップで組み合うと、タダスケは右腕で腰に当てて受け止める。
リストの取り合いに移っても、タダスケ優位は変わらない。

サイドヘッドロックに捕らえた下野だが、ロープに飛ばされてタックルを浴びてダウン。
リング下にエスケープした下野を追ったタダスケ。
観客席に下野を放り込もうとしたが、逆に飛ばされてしまう。


 これで反撃に転じた下野。イス攻撃を見舞ってタダスケをリングに戻し、エルボーを打ち込んでいく。
しかしタダスケは胸を突き出して受け、逆水平のお返し。
ダウンしたところへ大きくジャンプしてのギロチンドロップ。
そして逆片エビで締め上げていく。下野は必死にロープに逃れた。

 立ち上がった下野はエルボーを乱打するも、タダスケの1発の張り手で動きを止められる。
タダスケがロープに走ったところで、カウンターの一本背負いを決めた下野は、立ち上がってきたタダスケに体ごとぶつかってダウンさせる。
そしてロープに走ってのヒップドロップ3連発。
そのままカバーするもカウント2で返されると、すかさず腕十字へ。
そしてタダスケをコーナーに追いやると、「みんな上がれ」。
リング下にいた選手が順にコーナーを背にしたタダスケに攻撃を仕掛けていく。
最後は下野がジャンピング・ニーアタックを串刺しで決めて「オー!」。

 さらに雷電ドロップを狙ってコーナーに上った下野だったが、雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつけられる。
go2sleepを狙って下野を肩に担いだタダスケだが、背後に滑り下りた下野はなんでやねんで丸め込む。
カウント2で返されると間髪入れずラリアットを叩き込んで、えびす落とし。
さらに雷電ドロップを放ったものの、かわされてしまう。


ここでタダスケは走り込んでのフロントキックを下野の顔面に叩き込み、トーキックバージョンのgo2sleepからアウトキャストで下野をマットに沈めた。


試合を終えてもダメージが大きい下野はリングに座ったままでマイクを手にした。

そして「今日は最後に闘っていただいてありがとうございました。アメリカへ行くということですけど、向こうでも頑張ってください」と伝えると、タダスケもリング上に正座して互いに礼。
そして「せっかくですからタダスケさんからも何か一言…」とマイクを渡した。

 マイクを受け取ったタダスケは、「女子プロレスの団体に女子でもない男子のレスラー上げて、しかもこんな、まだ有名じゃないレスラーと…。
どうせやったら、もっと有名になって帰ってくるから、そのときはもう1回やろう。それとOSAKA女子プロレスの代表やったら、男子とやってんと、女子のもっと動けるいいレスラーと試合した方がええんじゃないかな? 私情でレスラー呼んだらアカンと思うよ。ファンが望むカード組んで、自分が成長しないと。でも、また試合しよ。ありがとう」とメッセージを送った。

 引き揚げようとしたタダスケを下野が呼び止め、ZABUNグループ代表のGAMIがリング上へ。

 GAMIは「今日は、日本最後の試合が女子プロレスですいませんでした。後で気付きまして…情けない。
アメリカに行くということなので、ぜひビッグになって帰ってきて、WAVEには男子部があるので、行くところがなかったらぜひ」と勧誘。
さらに「これ」と封筒を渡す。
「すぐ使えるように、ドルに換えときました。アメリカでデカくなって帰ってきてください」と激励。
その後、道頓堀アリーナ最後ということで、タダスケも含めて記念撮影。

そして次回大会(3月21日、平野区民ホール)の告知に移った。

 GAMIはまず、乱丸に「師匠、凡女☆美ィーナスやりますか?」と振り、ハイビスカスみぃの参戦を発表。
そして対戦相手として「3周年も大物(ダンプ松本)でしたから、4周年も昭和のおばさんを」。
そして出てきたのが下田美馬&豊田真奈美。「スイートハーツVS凡女☆美ィーナスですよ」とあおる。

 さらにOSAKA女子初となる夕陽の参戦も発表。
3月末で引退を発表しているとあって。最初で最後の参戦となる。対戦相手は未定。

 最後は下野が「本日はOSAKA女子プロレス、道頓堀アリーナラストの大会にこんなにたくさん、ご来場いただき誠にありがとうございました。
OSAKA女子プロレスは来月の3月21日で無事4周年を迎えることになります。あと1カ月ぐらいですが、選手みんな力を合わせて、一致団結して頑張ってまいりますので、3月21日も平野区民ホール、ぜひ応援しに来てください」と挨拶。



そして選手全員がリングに上がって円陣を組み、下野の音頭で「4周年、気合入れていくで。オー!」の大合唱で4周年記念大会へ向けての気勢を上げて大会を締め括った。





Copyright (c) OSAKA-Joshi-ProWrestling With ZABUN LTD & KENTASTY All rights Reserved.