OSAKA女子プロレス・祝☆五周年 一期一会 3月22日(日)大阪・アゼリア大正 観衆199人



30分1本勝負
山縣優&○花月(9分46秒、片エビ固め)長浜浩江●&小波
※ブレーンバスター

第1試合は、山縣優&花月vs長浜浩江&小波のタッグマッチ。
花月は旗揚げ戦のメインイベントを務めた選手で、大女の5年間をともに支えてきた選手の一人だ。



 まずは長浜&小波の若手がドロップキックで奇襲。先手を打ったが、山縣&花月が徐々に巻き返し主導権を握る。

 山縣、花月が順番に串刺し攻撃を見舞うと、さきほどまで勢いのあった小波の動きが止まる。



 虎視眈々と反撃のチャンスを狙う小波は山縣に腕十字を極めて流れを変えると、ようやく長浜とチェンジする。

 ドロップキックを連発していく長浜だったが、山縣が強烈な一発で黙らせる。
続く花月はミドルキックで追い打ち。エルボーのラリーを挟んで花月がドロップキックを放つ。



 長浜&小波もリレー方式のドロップキックで攻勢に出たが、山縣がトラースキックを放てば、花月もすぐさまフェースクラッシャーでお返し。
ミサイル弾も狙ったが、かわした長浜が逆に丸め込む。

 山縣のキックも誤爆してしまい、ピンチを迎えた花月だったがハイキック、ドロップキックを決めると、ブレーンバスターでトドメを刺した。


3WAYマッチ(20分1本勝負)
○チェリー(7分1秒、春夜恋)めぃりぃ●、Ayaka●
※ダブルフォール

めぃりぃの握手をチェリー、Ayakaが拒んで開始のゴング。
早速、自己紹介タイムに突入したが、最後のAyakaをチェリー&めぃりぃが襲って試合が動き出す。
しかもチェリーはめぃりぃも裏切りスクールボーイ! 慌ててAyakaがカットに入ると、チェリーは「邪魔すんな!」と逆ギレする。



 勝ち目のないめぃりぃは萌え萌えジャンケン勝負を挑む。ここで負けたチェリーが孤立。
共闘路線を敷いたAyaka&めぃりぃだったが、今度はめぃりぃがAyakaを裏切り、スクールボーイ。



 怒ったAyakaがエルボー合戦でめぃりぃを黙らせ、河津掛け。すかさずコーナーに登ったが、チェリーがめぃりぃを横取りしてカバーする。

 めぃりぃもカニばさみからマヒストラルに繋げるなど、Ayakaを追い込むがいずれもカウント2止まり。

 反撃に転じるAyakaだったが、チェリーにことごとくカットされチャンスを逃す。
そうこうしているうちに、チェリーが熟女でドーンでめぃりぃ、Ayakaを捕らえ春夜恋でクルリ。
2人を同時に丸めて一人勝ち!


30分1本勝負
大畠美咲&紫雷美央&◯藤本つかさ
(14分25秒、極楽固め) ポリスウ〜メン&弁天娘。●&にゃんば〜

クローズと対戦するのは、大女を旗揚げから支えてきたゆるキャラたち(ポリスウ〜メン&弁天娘。&にゃんば〜)。
だが、どことなくいつもと違った様子の3人衆……!?



 疑いの目を向けるクローズだったが、そのままゴングを迎える。
先発の大畠は早速ボールでにゃんば?の気を引き、自コーナーに連れ込むが、にゃんば?もドロップキックでやり返す。

 続いて美央vs弁天。弁天は美央をチェーンで拘束すると、「化粧に何時間かかってるんだよ!」「この貧乳!」と精神的なゆさぶりをかけていく。



 今度は藤本vsポリスに移行。
藤本は「お前、誰だ?」と顔をのぞき込む。
ポリスは誤魔化すようにジェラルミンケースを持ち出すが、ケースの奪いとなり中身が露わに……そこにあったのはICE×∞のベルト!? 
勘づいた藤本が「お前、くる……」と言いかけたところで、ポリスが藤本の口を封じる。

 ならばとクローズは、にゃんば〜のしっぽを集中攻撃。



 反撃に転じたにゃんば〜がダブルニードロップで美央にお返しする。
続くポリスはおんぶ式ボディープレスを狙ったが、さすがに4人を担ぐことはできずに潰れてしまった。

 再び主導権を握ったクローズは、ポリスを集中攻撃。
だが、ポリスも大畠にDDTを放つと、にゃんば〜が串刺しニーアタックで追い打ち。
さらにセラリズムバスター(!?)のような体勢に入ったが、大畠が切り返しこれはカウント2。



 続いて藤本vs弁天へ。
弁天はアバランシュホールド、変形ファルコンアローを放ったが、藤本が延髄斬りで攻守を入れ替え、串刺し低空ドロップキック! 
さらにダブルのブレーンバスターを挟んでランニングPKを決めたが、キックアウトされると、極楽固めで弁天からギブアップを奪ってみせた。


渋谷シュウメモリアルマッチ【奇跡】
フェアリー日本橋デビュー2周年スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
○渋谷シュウ&朱里(10分35秒、タイムマシンに乗って)
フェアリー日本橋●&ダイナマイト関西

フェアリー日本橋のデビュー2周年記念試合は、
フェアリー&ダイナマイト関西(フェアリットファミリー)と渋谷シュウ&朱里(奇跡の隣人)のタッグマッチ。

 開始早々、フェアリーは朱里とお友達になろうとするも、朱里はガットショットでご挨拶。
関西がかわりに出て行ったが、関西にもガットショットをお見舞いする。
そこから奇跡の隣人の連係攻撃が炸裂し、朱里がキックで関西に追い打ちをかける。
フェアリーに対しても強気の朱里は、魔法をかける隙を与えない。



 標的にされたフェアリーだったが、朱里にドロップキックを放ちようやく関西と交代する。
ステッキで投げ飛ばそうとする関西だったが、奇跡の隣人は無視。
怒った関西がマスクを脱いでアイアンクローでお仕置きする。
さらに両腕ラリアットを叩き込んだ関西は、ステッキポンで朱里をカバーするがカウント2。



 続いてフェアリーが出て行ったが、魔法を無視する朱里に「このリングはな、魔法が使えるリングなんだよ! 空気、読めるよな?」とお説教。
それでも朱里の答えは……ニーリフト! 続けざまに渋谷がミサイル弾を発射する。



 諦めないフェアリーはしつこく魔法にトライ。
すると、朱里が渋谷にキックを連発。
チャンスをもらったフェアリーは渋谷をでんでんクラッチで丸めようとしたが、切り返した渋谷がタイムマシンに乗ってで勝利した。




インフォメーションコーナー

 ファエリー日本橋のインフォメーションコーナーが今大会より「フェアリー日本橋のぱぴぷぺぽ」と命名。
新作グッズを紹介したあと、特別ゲストとしてクローズが登場。
フェアリーのゆるゆるの司会に困りながらもクローズはしっかり主催興行の宣伝をおこなった。



タッグ15分1本勝負
○華名(7分14秒、ゾンビ固め)三崎グリ子●

今大会より三崎グリ子がリニューアル。
いきものがかりの『じょいふる』に乗って軽快に登場したグリ子だったが、踊っている最中にポッキーを落としてしまうミス。
そのミスを引きずってか、グリ子ポーズがなかなか決まらない。



むしろ華名が「グリ子ポーズはわてのもんじゃ!」とポーズを連発してリズムに乗る。


グリ子は起死回生のジャンケン勝負。グーで勝ったグリ子は強烈グリコパンチをお見舞いする。華名が泣きのもう1回を懇願すると、
上から目線で受け入れるグリ子。2度目もグーを出すかと思いきや、今度はチョキを出して目突き攻撃。
これで前半戦の流れを払拭したグリ子はコンプリートショットにフィッシャーマンSHと波状攻撃を仕掛ける。



華名もスピンキックで流れを変えようとするも、グリ子はヨーロピアンクラッチでカウント2。続けざまにグラウンド卍固めを極めたが、
華名が切り返しアンクルホールドへ。そのままゾンビ固めに移行しギブアップを奪った。


30分1本勝負
○山下りな (12分8秒、TKO勝ち)下野佐和子●
※胴締め式スリーパーホールド→レフェリーストップ

 2010年3月に旗揚げしたOSAKA女子プロレス。旗揚げ戦でデビューした下野佐和子もちょうど5周年を迎える。
心機一転、新コスチュームで登場した下野に多くの紙テープが飛ぶ。対角線には今年1月、下野に反旗を翻した山下りなが立つ。

 試合はエルボー、ショルダータックルの打ち合いからスタート。
下野が先にバンプを取らせたものの、山下がすぐにお返しする。



 山下がエルボードロップを放っていけば、下野は串刺し攻撃でお返し。
さらにロメロスペシャルや逆片エビ固めに繋げると、串刺しラリアットにカナディアン・バックブリーカーまで……下野の勢いが止まらない。

 苦戦する山下だったが、ブレーンバスターの掛け合いを制するとスリーパーへ。
エスケープされると、串刺しラリアットにショルダータックルで追い打ちをかける。
ラリアット合戦となると、手数では下野だったが、破壊力で山下が上回る。すぐさま山下はスリーパーに移行。



 するとファンは大「下野」コールを送る。山下ごと投げすて脱出した下野は、雷電ドロップ2連発で挽回。
ダイビング・雷電ドロップに繋げたがこれは自滅に終わった。



 すぐさま山下はエルボー連打。
下野もカウンターのラリアットを放ち、ファイアーマンキャリーで担いだが、山下もスリーパーでかわす。
そして旋回して胴締めスリーパーに持ち込むと、ファンは再び「下野」コールを送る。
だが、その声むなしく下野が落ちたため、レフェリーが試合を止めた……。


試合後のマイク

山下「5周年、めでたい日にしかもメインで、しかも後輩に3回も連続で負けて残念やったな。
勝ちましたから、私は大女のトップとして引っ張っていくので、これからはどんどんふかしていくので! 
まずは一つ、思うところがあるんですよ。大女の中に所属、大女のキャラクターのゆるキャラ、いらなくないですか? ゆるキャラ。
私いらないと思うよ。全部一気に消すっていうのはアレなんでこうしましょう。
今日、リニューアルしたグリ子さんには悪いけど、来月4月にゆるキャラ絞る試合させてもらいますよ。
ゆるキャラ、それぞれキャラありますけど、容赦なく絞ります。もうリングに上がれないようにしますから。
(静まりかえる会場を見渡し)今日もいい感じの空気ですね。そんな感じで、代表と変わったようなもんだから、この話は以上。
山縣さんいつまで(下野の)看病してるんですか。ちょっと山縣さん、聞いてよ。来月、シングルマッチお願いします」

山縣「誰に向かって口聞いてるんだよ」

山下「わかってますよ! 得意のチョップ、二度と打てないくらいバチバチにかましてやるんで。
どっちがチョップ、一番か決めるくらいの気持ちで試合お願いします」

山縣「やってやろうじゃないか」

山下「来月の大女、ここでシングル決まったので、あとはゆるキャラを絞る試合ですね。
何回、勝ったからって別にこれで終わりだとは思ってないです。私が一番変わらないといけないと思ってますから。
そこのところ先頭に立って、みんなを引っ張っていきますので、来月も応援よろしくお願いします。
このままじゃ大女は終われない。6周年、7周年頑張ります、じゃありません。
10年先もみなさんが家までプロレス気分で帰れるような団体であることをお約束します。今日はありがとうございました。以上!」



山下コメント

山下「勝ちましたね。メインで大一番っていう時だったと思うんですけど、緊張してなかったですね、不思議と。
緊張はなかったです。まぁ、勝ってうれしかったですね。
うれしいの倍くらいどうにかしたいという気持ちとか、引っ張っていかないといけない責任感とか、
言ったことが全部自分に返ってきてるだけの話なんですけど。



(ゆるキャラをなくす発言があったが)
下野さんだけじゃないです。私がOSAKA女子プロレスぬるいと思う点の根っこはそこにもあります。
ゆるキャラは妖精のフェアリー日本橋と、他団体からの参戦ですけど、めぃりぃ選手。妖精とメイドだけで十分ですね。
他のよくわからないゆるキャラは絞っていきたいな、と。
全部消したら興行がなりたたなくなっちゃうので、できるゆるキャラだけを絞る試合をね。
来月4月に、妖精とメイド以外のゆるキャラを絞ってきます。

(ゆるキャラ同士で対決?)
そうですね。落としあい、してもらいます。まだそこは練っていないので、そこはカード発表を楽しみにしてもらえれば……。
来月は山縣さんとのシングルと、ゆるキャラを絞る試合が決まっています。それくらいかな、いまのところ。

(5周年を迎えたが)
めでたいと思います。ひとつの区切り、ということでOSAKA女子5年目はどういう感じになっているのかを見に来てくれる人が
いつもより多かったみたいだし、そこで私が勝ったことによってこれから私が引っ張ってどう変わるかをお客さんに見てもらえたらなと思います」


下野コメント

下野「(負けてしまったが)そうですね。今日もっていう。何回も続いていますね。なんか腹が立つっていうか自分に腹立ちっぱなしですね。

(5周年という区切りの大会だが)
区切りっていうのは、言葉だけになってしまったかなって。終わってみたら区切りにも何もなっていないし、
この5年間、大女を引っ張ってきたつもり、つもりっていうか引っ張ってきたのであとから入ってきたヤツにどうのこうの言われて、
でも負けは負けで……自分は認めないといけないと思うんですけど、ぜんぜん区切れてないですね。いいスタートが切れませんでした。

(今年から体制も変わったが)
そうですね。代表が二上社長になって、いろいろ役割もついたりしていろいろ変わったんですけど、
私が代表だったときと今と何が変わったかって、代表としてやってきたことと内容は何も変わらないし、
このままでいいのかなっていう不安な気持ちが大きかったのでマイナスな面が試合にも出て、
後輩にも負けてっていうのが続いていると思うので、そこを自分のなかでもっともっと変えていけるように考えを見直さないといけない。
今日はそんな一日だった。

(山下はゆるキャラをなくすと言っていたが)
うーん、ゆるキャラたちも……ゆるキャラっていうか、ゆるキャラじゃないんですけどね。
しっかり大女の所属選手たちなのでそこを簡単に言われても、築き上げてきたものは山下の一言で消えるようなものじゃないと思う。

(最後に何か言いたいことは?)
いやー、本当5周年って言ってもなんなんですか? 記念の大会ってなんの記念にもなっていないし。
本当に負けは認めるけど、いつか絶対やり返します。私も気に入らないんで」




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