OSAKA女子プロレス〜天神橋筋六丁目の乱〜【厳選】
4.12(日)@大阪・大淀コミュニティセンター・観衆171名



(入場式)
ポリスウ〜メンを除くキャラクターを含めたOSAKA
女子所属6選手が入場式でリング上に。あいさつに指名されたのはフェアリー日本橋。

「皆さん、こんにちは、フェアリー日本橋です。
本日は(統一地方)選挙の日ですが、OSAKA女子プロレスの日でもあります。
本日の私の試合なんですけども、沖縄からはるばるやってきたハイビスカスみぃさんと組みまして、妖怪とメイドと闘います。
皆さんキャラが濃いいので、埋もれないように頑張りたいと思います。それでは全5試合、最後までお楽しみになってね」

ハンディキャップマッチ(15分1本勝負)
◯倉垣翼(5分56秒、2人まとめてアルゼンチンバックブリーカー)Ayaka●&小波●

1対2のハンディのほか、倉垣翼にはラリアットとコーナーを利用しての攻撃が禁止された。
倉垣がラリアット、コーナーを利用した攻撃を繰り出すとイエローカード。
イエローカード2度で負けとなる変則ルールで行われた一戦。

ゴングと同時にコーナーを飛び出したAyakaと小波。
それぞれ倉垣にロックアップで組み付くも、力任せに振りほどかれる。
小波のロックアップにAyakaが加勢するも、倉垣を圧倒することはできず。
何とか倉垣をロープに飛ばすことには成功したものの、ショルダータックルで2人同時に吹っ飛ばされてしまう。

 Ayakaがエルボー、小波がローキックを交互に叩き込み、バックの取り合いへ。
倉垣は2人まとめでジャーマンで投げようとするが、踏ん張られて不発。
Ayakaと小波は倉垣の左右の腕をつかんで動きを封じようとしたが、これも力で振りほどかれてしまう。

倉垣はボディーアタックを仕掛けてきたAyakaをキャッチ。そこに小波がドロップキックを放って、ようやく倒すことができた。
ここでAyakaがボディースラムを狙ったが持ち上がらず。
背後からおぶさるようにスリーパーを狙った小波も、首に回った手を力任せにはずされ前方に大きく投げ飛ばされた。

倉垣のコーナーへの突進をかわしたAyakaがコーナーを蹴ってのスイングDDTを決め、小波が丸め込みで3カウントを狙っていく。
カウント2で跳ねられると、小波がアキレス腱固め、Ayakaが腕十字を同時に決める。
しかしこれも強引にロープににじり寄ってブレイクに持ち込まれてしまった。

交互の丸め込みを連発していったがカウント3は奪えず。
ショルダータックルで2人同時に吹っ飛ばした倉垣は、それぞれの片足を脇に抱えて同時に逆片エビを決めた。
何とかロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込んだ

Ayakaと小波。しかし倉垣は2人をコーナーに押し上げると2人まとめてアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
コーナーを利用した攻撃なのでレフェリーからイエローカードが出されるかと思われたが、その前に2人がギブアップ。
倉垣が危なげなく勝利を収めた。


ゆるキャラリストラ4wayマッチ(15分1本勝負)
△ポリスウ〜メン(時間切れ引き分け)弁天娘。△、三崎グリ子△、にゃんば〜△

負け残りで勝った2選手のキャラクターは存続、負けた2選手のキャラクターが消滅するルールで行われた4WAYマッチ。
ただ、3月の5周年記念大会でリニューアルされた三崎グリ子以外の3選手は、どうやらオリジナル(ポリスウ〜メンは2代目)ではなさそうな雰囲気。
弁天娘。はサディスティック度が増しているし、ポリスウ〜メンはひと回り小さくなった感じ、
にゃんば〜は入場時には左腕を吊って正体は長期欠場中のマスクウーマンかと思わせたが、
リングインすると同時にサポーターを自らはずして健康体をアピールしていたが、少し長身になった感じ。

試合は4人が輪になってのフィンガーロックでスタート。
グリ子と弁天娘がポリスウ〜メンの両腕をつかんで動きを封じると、にゃんば〜がポリス〜メンの背中に乗ってポーズをとる。
その後、4選手がリング外に下りての乱闘に。
リングに戻ると、弁天娘がにゃんば〜の首にチェーンを巻いて攻撃している横で、グリ子がポリスウ〜メンにアームホイップ。
直後ににゃんば〜が体当たり。
弁天娘に619をかわされたにゃんば〜だったが、ドロップキックを決める。
そのにゃんば〜にポリスウ〜メンが敬礼コブラツイスト。

ここでグリ子が突然じゃんけん。ポリスウ〜メンが負けて、勝ったグリ子と弁天娘から2人がかりのパンチ攻撃を浴びる。
さらにグリ子は弁天娘にじゃんけんを要求。「わかってるやろな、グー出すからな」と宣言した後、グリ子が出したのはチョキ。
グーを出すものだとばかり思っていた弁天娘はパーを出して負け。グリ子がチョキを出した手でサミングを浴びる。
そこにポリスウ〜メンが両腕でのラリアットを放ち、グリ子&弁天娘をダウンさせる。

 さらにタイミングを見計らっていたにゃんば〜がコーナー最上段からのボディーアタックでグリ子&弁天娘を圧殺。に
ゃんば〜が起き上がったところへポリスウ〜メンがショルダータックルを放ち、パワーボムを狙う。
しかしこれはにゃんば〜がショルダースルーで回避。
さらに619を決めるものの、ポリスウ〜メンのカウンターのエルボーを浴びて攻撃を断ち切られる。

グリ子をロープに貼り付けにして鼻を押し潰す弁天娘。
辱め攻撃に怒ったグリ子は、もみ合いから弁天娘を押し倒し、サードロープにもたれかかったところに低空ドロップキックを見舞った。
さらにフィッシャーマンズスープレックス。しかしポリスウ〜メン、にゃんば〜がカットに飛び込んできてカウント3は奪えない。

リング内で4選手がもみ合いとなり、輪になってエルボーを順に叩き込んでいく攻防へ。
しかしにゃんば〜が逆周りになったところで弁天娘に張り手を見舞ったものだから、ムキになってやり合う形へ。
そのスキに丸め込みを仕掛けていったグリ子とポリスウ〜メン。
激しく入れ替わっての丸め込みが続いたが、ここでもカウント3は数えられず。

にゃんば〜がエプロンに逃れた弁天娘を引っこ抜く形で雪崩式ブレーンバスターを決めると、走り込んでのヒザ蹴り(スリーカウント?)。
弁天娘も座り込んだ状態のにゃんば〜の正面から走り込んでのフロントキックを叩き込む。
グリ子とポリスウ〜メンがエルボーの打ち合いを繰り広げているところに弁天娘がミサイルキックを放って2人同意に吹っ飛ばすと、
にゃんば〜も弁天娘に、グリ子もにゃんば〜にミサイルキック。グリ子がにゃんば〜をカバーしたところへ、
ポリスウ〜メンが弁天娘をボディースラムで叩きつけていく。ここでもカウント3は入らない。

ポリスウ〜メンがグリ子にみちのくドライバーを放ったところで15分時間切れのゴングが打ち鳴らされた。
 結果、3カウントを奪われた選手がいなかったことで、4人とも生き残った。
それに不満をあらわにしたのが山下りな。

リングに飛び込んでマイクをつかもうとしたところで、弁天娘が「お前の言いたいことは何だ!?」と問い詰める。「知らん!」と言い放った山下。
さらに「知らないけど、お客さんの反応がすべてです! 4人で決着つかないんだったら、私がいっぺんに相手するよ」と1対4での対戦を要求。

これに弁天娘が「お前、キャラもん舐めてくれたもんやな。こっちはいろいろあってキャラもんやっとんねん。
お前、勢いはええわな。それは認めたるわ。お前、このキャラもん4人をまとめて潰すって言うんやな?」と詰め寄ると、
山下は「いけると思うから…。じゃあ来月。4-1でいいですよ」と改めて5月大会(5月23日、生野区民センター)での対戦を宣言。

 これには弁天娘が「ワイらで、お前のこと、潰したるからな」と受けて立つ構え見せた。
そして「さすがに4対1って、お前さんも勢いで言うてしまったところもあるやろな。というわけでルールぐらいは、お前さんに決めさせてやるわ。
来月までによう考えとき」とルールは山下に一任された。


タッグマッチ(20分1本勝負)
フェアリー日本橋&◯ハイビスカスみぃ(13分05秒、片エビ固め)チェリー&めぃりぃ●
※フライング・ソーセージ

試合前、突然、この一戦は「タッチをしなくても交代が認められるルチャ・リブレルールで行われます」とアナウンスされた。

 フェアリー日本橋とチェリーの先発で試合スタート。
フェアリーが「私は森の妖精フェアリー。お友達になりましょ?」と右手を差し出すと、
チェリーは「私は大都会の妖怪チェリー。40万年と11カ月生きてます」と自己紹介して、「お友達になりましょ」と握手を交わした。
次の瞬間、チェリーは逆さ押さえ込み。フェアリーはカウント2で跳ね返した。

 フェアリーとチェリーのやり取りを見ていたみぃは「私がプロレスをやるしかない」と意を決してリング内に。
一方のめぃりぃは「今日もご主人様のために頑張ります」。
これにどう対処していいか戸惑ったみぃは、セコンドに付いていた乱丸に助けを求める。意気込んでリングインした乱丸。
腕を吊っていたサポーターを取ってやる気を見せたが、すぐに付け直してリングを下りた。

 串刺しドロップキックを決められたみぃだが、スタナーを返すと低空ドロップキックでめぃりぃの顔面を撃ち抜いてスリーパーへ。
タッチを受けたフェアリーはめぃりぃの髪をつかんで大きく投げ飛ばす。
そして「心が折れる」と声を漏らしためぃりぃにみぃが逆片エビ。
さらにフェアリーがボディースラム4連発。ここでめぃりぃが「あなたにはパワーでは叶いません」。
そこで「私の得意な萌え萌えじゃんけんで…」と勝負を挑む。じゃんけんの結果はあいこ。
思わぬ展開に2人とも一瞬、動きが止まったが、めぃりぃが串刺しボディーアタックを放ち、チェリーがみぃに大外刈り。

 正面から首を絞めにかかったチェリーに対し、怒ったフェアリーは魔法のステッキを持ち出す。
振り回そうとしたところで、めぃりぃがステッキをつかんで阻止。
取り合いとなるが必至で守り抜いたフェアリーがステッキを振り回して、チェリー、めぃりぃ、石黒レフェリーを宙に舞わした。

 ダウンしたチェリーにステッキを押し当ててカバーしたもののカウント2。
タッチを受けた(ノータッチで交代できるルールだったはずだが…)
みぃは、チェリーに急所蹴りを見舞って「どうだ」とばかり自信満々だたが、すぐさまチェリーの反撃を浴びる。
そのままエルボーの打ち合いに。DDTを決めたみぃはコーナーに上る。
ここでチェリーが「ミサイルキックだけはやめて」と懇願するも、みぃは無視してミサイルキックを放っていった。

 コーナーを背にしたチェリーに2度、3度とフェアリーを振ったみぃだが、チェリーに足を出されてフェアリーの攻撃はすべてカットされる。
怒ったフェアリーがみぃに詰め寄っていったところへ襲い掛かったチェリーとめぃりぃ。
ヘッドロックに捕らえて、リング中央での鉢合わせを狙ったが4選手ともダウン。
起き上がっためぃりぃがボディーアタックでフェアリー&めぃを2人まとめて押し潰した。ここでめぃりぃがみぃを羽交い絞め。
そこへチェリーが裏拳を放ったものの、かわされて同士打ち。
フェアリーが「チェスト!」の声とともに回し蹴りをめぃりぃの側頭部に叩き込むと、みぃがフライング・ソーセージで圧殺して3カウントを奪った。

 試合後、マイクを手にしためぃ。
めぃりぃに対して、「お前、私と乱丸さんの凡女美ィーナス、いや間違えた、凡女美ィートルズがいない間になかなかやるようになったな。
もしかしたら、乱丸さんが欠場中の今、このOSAKA女子のお笑い担当は君なのかもしれない。期待してるぞ、めぃりぃ」と賞賛。
そして気を取り直して「ハイビスカスみぃ、久しぶりにOSAKA女子プロレスに帰ってきました! 
乱丸さんが欠場なんで、私1人でちょっと心細かったですけど、
あんなめぃりぃなんていう凄い人が出ていて、私の立ち位置もちょっと危ないかなと思ってます。
また参戦できるように頑張ります」とあいさつしてリングを下りた。


(インフォメーション)

休憩明けは恒例のフェアリー日本橋によるインフォメーションコーナー「フェアリー日本橋のパピプペポ」。

 まずは今後の日程発表を兼ねて、6月14日=OSAKA女子プロレス西区民センター大会および、5月3日のWAVE後楽園ホール大会後に新宿で開催される渋谷シュウ引退記念パーティーのチケット先行発売を告知。
そしてゲストとして三崎グリ子をリングに呼び込んでのインタビューコーナーへ。

 いきなり「本家のグリコ(道頓堀の広告灯)のリニューアルは、LEDになりまして省エネということですが、
こちらのグリ子さんもリニューアルで省エネになりましたね」と紹介するとグリ子はムスッ。
「省エネはいいことなんですよ。地球にやさしいですね」と慰めるも、グリコの機嫌は変わらず。

 その後、質問コーナーへ。
「動物はお好きですか?」と尋ねるとグリ子は「好きやねん」とぎこちない大阪弁で答える。
フェアリーは「フェレットを飼ってるんでしたっけ?」と誰かと勘違いした様子で会話を続けるも、「好きな動物は何ですか?」と質問すると、
グリ子から帰ってきた答えは「フェレット…」。
それを聞いて「よく似た方もフェレットを飼ってました」と周囲の空気に関係なく続ける。

 「グリ子さんといえば、本家では“一粒400m”(正確には“一粒300m”)というキャッチコピーがありますけど、走るのはお好きですか?」と質問。
グリ子が「嫌いやねん」と答えると、「そっちもリニューアルもできたら…。あっ、この前のマラソン大会いかがでした?」と突っ込んだものの、
「何のことやねん」と返され、「あっ、また別人のことを…。ごめんなさい」としどろもどろ。

 最後に「好きな食べ物は何ですか?」と尋ねたが、気分を害したのかグリ子は無言のまま。
フェアリーは「タコ焼きだそうです。さすが浪速の看板娘ですね」と強引にコーナーを締めた。

そしてGAMI社長を呼び込んで、重大な告知。
 マイクを手にしたGAMIはまず、「グリコの好きな食べ物はコメッコです」と訂正したのち、
「5月10日のOZABUN名古屋大会なんですけど、一つだけ超ビッグなカードが決まってしまいました」と前置きした後、
「フェアリー&ダイナマイト関西組vsアジャ・コング&…めぃりぃ」を発表した。
「この奇跡でカオスなカード、2度と見れませんよ。私が一番期待してるカードです」と興味を高めて、インフォメーションコーナーは終了した。


渋谷シュウ引退ロード〜メモリアルシングルマッチ〜(15分1本勝負)
◯下野佐和子(10分03秒、エビ固め)渋谷シュウ●
※天空雷電ドロップ

ラストマッチを3週間後に控えた渋谷シュウの引退ロードとして行われたシングルマッチ。

ガッチリ握手を交わして試合開始のゴング。アームドラッグを決められた下野は、勢いでリング下へ。
渋谷はすぐさまコーナーに駆け上がってプランチャを放つと、場外で右拳を突き上げて「オー!」を3連発。
リングに戻ると、ボディースラムからエルボードロップを連発。そしてチンロック、キャメルクラッチで動きを封じていく。

 ロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ下野は、ボディースラムで逆襲。
渋谷を悪化絵上げてコーナーに押し込むと、串刺しラリアット。そして吊り天井を決める。
これでペースをつかんだ下野は、串刺しジャンピング・ニーアタックから「オー!」の3連発。

 モンゴリアンチョップはフロントキックでカットされた渋谷だが、DDTを決めるとモンゴリアンチョップを連発で叩き込む。
下野バックに回られた渋谷は、スタナーで切り返すと、トップロープを足場にしてのスイングDDT。
そしてミサイルキック。下野もショルダータックル、ブレーンバスターで反撃に転じるが、続いて放ったヒップドロップはかわされてしまう。

 エルボーの打ち合いから回転エビを狙った渋谷だったが、下野は押し潰す形で丸め込む。
そしてヒップドロップ。さらにとどめを狙ってセカンドロープにあがったものの、起き上がってきた渋谷は足を引っ張ってマットに引きずり落とす。
ノーザンライトスープレックス、飛びついてのRKOを決めた渋谷だが、下野は渋谷が仕掛けてきたタイムマシンに乗ってを押し潰して逆にカバー。
そしてバックフリップを決めた。
しかし渋谷は、勢いを逆利用して丸め込む。
カウント2で返されると、すかさずタイムマシンに乗ってを決めたが、下野はカウント2でクリア。
そして立ち上がると、ロープに走った渋谷にパワフルなラリアットをカウンターで叩き込む。
すかさずコーナー最上段から雷電ドロップを放ってガッチリ押さえ込むと、レフェリーはマットを3回叩いた。


シングルマッチ(20分1本勝負)
△山縣優子(時間切れ引き分け)山下りな△

1月&2月大会でタッグマッチながら下野から勝利を奪った山下りなは、3月21日の5周年記念大会でのシングル対決でも下野を絞め落とした。
しかし、たった1人での旗揚げからOSAKAプロレスを支えてきた下野の苦労を知る山縣優は、山下の勝利後の言動に不快感をあらわにしていた。
そして下野の後見人として立ち上がり、山下制裁に立ち上がって組まれたシングルマッチ。

 試合は手四つでの力比べでスタート。
そこままグラウンドでの攻防になるが、山縣が山下の腹部にチョップを放ったのを合図に、
互いに意地になってグラウンドの状態でコスチュームからあらわになった肌へチョップを打ち合っていった。
いったんブレイクしてスタンドに戻ってもチョップを打ち合っていく両者。
山縣がコードプレイカーを決めて一段落。
フロントキックを放ったものの、ダウンした山下のボディーにチョップを叩き込み、フットスタンプ、スリーパーへとつないでいった。

 山下はショルダータックルの連発で山縣を吹っ飛ばすと、 ロープに詰めてエルボーを連発。さ
らにフットスタンプを見舞っていく。そして逆片エビへ。
ロープブレイクに持ち込まれてスタンドに戻ると、またもやチョップの打ち合い。
山縣はドロップキックを決めたものの、ミサイルキックをかわした山下はバックドロップを狙ったが、フロントネックロックに切り返される。
山縣はギブアップを迫るも、山下は必死にロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込む。

 強引にバックドロップを決めた山下はスリーパーへ。しかし山縣は必至に耐える。スタンドに戻ると、またもやチョップの打ち合い。
いつしか山縣の胸の肌が裂け、血がにじんでいる。
ラリアットを放った山下に対し、山縣もトラースキックを放つが、山下は再度、スリーパーに捕らえる。
ロープブレイクに持ち込まれると、串刺しラリアット。
さらにリング中央でラリアットを放った山下だが、山縣は意地で倒れず。
山縣はクロスフェースロックに持ち込んだが、山下も必死に耐える。
ヘッドシザースとアームロックの複合技に移行しても山下はギブアップだけは拒否。

 ロープに逃れた山下は、山縣のバックに回るとスリーパーの状態でスイング。
そのまま絞め上げるが、山縣はスタナー気味に切り返し、山下の顔面にフロントキックをぶち込んでいく。
さらにクロスフェースロックへ。
自ら技を解いてミサイルキックを狙った山縣。
しかし起き上がった山下は雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつけた。
さらにラリアット3連発。
カバーにいくもカウント2。

残り10秒のアナウンスを聞いて、山縣がラッシュをかける。
側頭部への回し蹴りからエアレイドクラッシュを放ったものの、汗で滑って不完全。
カバーしたところで20分タイムアップのゴングが打ち鳴らされた。

勝てなかったことに呆然とする山縣に対して、負けなかったことに笑顔を見せた山下。
マイクを手にした山下は、「山縣さん、いや山縣! 痛いって言ってるだろ! でも、負けてない! どっちも勝ってないし、負けてない!」と叫ぶ。
山縣の胸から血が流れているのを見て、「血出てるだろ? 今日は山下の“山縣にチョップで血を出した記念日”です。
勝ても負けもしなかったんで、すごいムシャクシャしてるけど、でもなんか、山縣さんとの試合は嫌いじゃないです」と伝えるが、
山縣は「私は嫌い」と突き放す。
これには「気持ちは一方通行ですけど」と山下。
それでも「胸張って言えるのは、今日のDAIJOの試合で一番盛り上がったと思います」と笑顔を見せた。
そして、自身の赤く腫れ上がった腹部を見て、
「せっかく痛い思いしてるんだから、みんなもっと楽しんでもらって、もっとたくさんの人に見てもらいたい」と伝えて拍手を浴びた。

 最後に「最近、シングルばっかりでバチバチやってきたんですけど、来月はさっき言ったように、場合によっては
いろんな意味で今日よりきついんじゃないかと…」とまで言ったところで言葉に詰まり、「それだけです、終わり!」と強引に大会を締めた。






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